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幼稚園のこと

 幼稚園の歴史 


「日野市で最も歴史のある幼稚園」


1947年(昭和22年)12月、カナダの宣教師ストーン牧師らにより現在の「多摩平の森」団地が広がる地域一帯の土地が習得され、農村伝道神学校が設立されました。その4年後、1951年(昭和26年)4月、日野台幼稚園の前身である日野台保育園が農村伝道神学校の付属保育園としてスタートしました。また同時期、神学校の教会として設立されたのが日野台教会です。その後、1957年(昭和32年)には農村伝道神学校は町田市鶴川に移転、日野台教会がこの地に残りました。時代の変化とともに幼稚園の必要性が高まり1959年(昭和34年)12月、日野台教会付属幼稚園として新たな歩みを始め現在に至ります。当幼稚園は、日野市で最初に認可された幼稚園でキリスト教保育に基づく幼児教育を実践しこれまでに多くの卒園生を送りだして参りました。

 保 育 方 針 


「ひとり一人を大切にする保育」



いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
どんなことにも感謝しなさい。
新約聖書 テサロニケの信徒への手紙 15章16−18節

私たち、ひのだい幼稚園が大切にしていること。それは「ひとり一人を大切にする保育」です。幼稚園に入園する3歳から6歳の子どもは園での生活を通してとても大切な事をスポンジの様に吸収し成長して行きます。でも、みんながみんな同じ速度で進む事はありません。その日一日で学ぶ事はひとり一人違いますし、その成長の速度も違うのです。一斉保育や次から次へ色々なカリキュラムを進める事よりも「とことん、遊ぶ」中からこの時期に経験をして学んでゆかなければならない事を保育者(先生)がひとり一人に合わせて、それを促し、時には見守り、指導しています。また、ひのだい幼稚園はキリスト教保育に基づく保育を実践しています。子供たちが幼い時から神様の愛を受入れ、人を愛し、共に生きる喜びを知り、他者へのやさしさ、思いやりの心が育つ事を願っています。「幼児の主体性と、自律を大切にする」ことを心がけ、日々、保育の中で、数多くの経験を通して、幼児が「個性、創造力、表現力を無理なく伸ばす」と共に、周囲の自然環境や遊びを通じて、豊かな感性を育てゆきます。

日野台幼稚園の特色



日野市で最初に認可された幼稚園として、当初からキリスト教保育を掲げてきました。子供達が大きな愛に包まれて、生きることの喜びを感じ人間性豊かな心が育まれることを祈り保育を行っています。




1.キリスト教保育


一人ひとりをかけがえのない存在として命を与え、受け入れて下さる「神さまの愛」を伝える保育をしています。


2.自由遊び


他の誰とも違う子供達の独自の個性、自主性、協調性が育まれるように、自由な遊びを重んじます。


3.ご家庭とのコミュニケーション


家族の送り迎え、お弁当作りを通して、子供達に注がれる家族の愛を大切に考えます。幼稚園とそれぞれのご家庭と、みんなで協力しながら保育を進めます。

大切にしている事



この時期にしか伝えることの出来ないことがあります。幼稚園に通う3歳から5歳の2〜3年の期間、こども達は毎日毎日とても大切なことを感じ、学び、そして日々成長して行きます。それは、それを見守るご家族にとってもかけがえのない黄金の時間です。




送り迎えのメリット送り迎えは、幼稚園の雰囲気、園での子どもの様子を身近に感じる機会となります。朝見送った時とは違う自信や勇気、そして、たくましさや優しさを身にまとい成長したこどもを帰りの道すがら感じることもあるでしょう。幼稚園とお家の送り迎えの時間は僅かな時間かもしれませんがそんな時が、かけがえのない時間となります。また、気になること、わからない事などを保育者から直接、話を聞くことができます。お母様方も自然と顔見知りになりますので、子育てのことや幼稚園のこと、困った時に助け合う関係が知らず知らずのうちに育まれます。幼稚園生活を通して、子どもたち同様、お母様も支えとなる大切な友達を得ることができることでしょう。


伸びやかな保育育者全員が子どもの顔と名前を知っていますので、子どもたちはどの先生とも仲良しです。年少、年中、年長のクラスの枠を超えて仲良く遊んでいます。広々とした園庭で子どもたちはのびのびと育ちます。1人1人の成長は異なり、興味の対象も異なります。必ずしもみんながみんな同じ時期に同じことをできる必要はありません。時間を忘れて夢中になって遊びこむ、たとえ上手くいかなくても自分で挑戦してみる、そのような伸びやかな保育から生まれて来る自発性、主体性を大切にしています。


お弁当のぬくもり:子どもたちはお弁当が大好きです。心と体にお母さんの愛を感じてお弁当を食べています。お弁当のぬくもりは本の読み聞かせのぬくもりに通じます。今この時期にしか伝えることのできない温かさを大切にしたいものです。お弁当を食べる楽しさから好き嫌いも少しずつ乗り越えます。子どもに合わせて、あせらず、あきらめず、子どもと一緒に乗り越えて、子どもと一緒に成長していく喜びがあります。